ビジュアルプログラミング言語 Scratchとは?初心者向けにできること・始め方を紹介

Scratchのロゴやネコのキャラクター、ブロックプログラミングの画面を使った、はじめてのスクラッチ紹介イラスト

Scratch(スクラッチ)は、ブロックを組み合わせてプログラミングができる、初心者向けのビジュアルプログラミング言語です。

キーボードで長いコードを書かなくても、ブロックをドラッグしてつなげることで、キャラクターを動かしたり、ゲームを作ったりできます。

「プログラミングって難しそう」と感じる人でも、画面を見ながら感覚的に始めやすいのがScratchのいいところです。

この記事では、Scratchでできることや、始め方、次にどんな記事を読むとわかりやすいかを、初心者向けに紹介します。

目次

Scratch(スクラッチ)とは

Scratchは、画面の中にあるブロックを組み合わせてプログラムを作るツールです。

「10歩動かす」「もし〜なら」「くり返す」といったブロックを使って、キャラクターにいろいろな動きをさせられます。

たとえば、次のようなことができます。

  • キャラクターを動かす
  • 音を鳴らす
  • 背景を変える
  • アニメーションを作る
  • ゲームを作る
  • クリックやキー入力に反応させる

難しいコードを書かなくても、プログラミングの考え方にふれられるのがScratchの魅力です。

Scratchのステージ、スプライト、ブロック、コードエリアの役割をまとめて紹介するイラスト

Scratchでできること

Scratchでは、ブロックを組み合わせることで、いろいろな作品を作れます。

最初は、キャラクターを少し動かすだけでも楽しいです。

慣れてくると、くり返しの動きや向きの変更、当たり判定なども使えるようになって、ゲームらしい作品も作れるようになります。

たとえば、こんなことができます。

  • キャラクターを歩かせる
  • くるくる回す
  • 何度も同じ動きをくり返す
  • 触れたら反応する
  • アイテムを取ったら点数を増やす
Scratchでキャラクターを動かす、くり返す、向きを変える、当たり判定を使う例を紹介するイラスト

Scratchの基本画面

Scratchを使うときは、まず画面のどこで何をするのかがわかると進めやすいです。

Scratchの画面は、主に次の4つに分けて見るとわかりやすいです。

  • ブロック
  • コードエリア
  • ステージ
  • スプライト

ブロック

ブロックは、命令の部品です。

「動かす」「見た目」「音」「イベント」など、いろいろな種類があります。

コードエリア

コードエリアは、ブロックをドラッグして組み合わせる場所です。

ここでプログラムを作っていきます。

ステージ

ステージは、プログラムを実行した結果が見える場所です。

キャラクターが動くのも、ここです。

スプライト

スプライトは、ステージ上で動くキャラクターや物のことです。

Scratchでは、ネコのキャラクターが最初から入っています。

Scratchの画面の中で、ブロック、コードエリア、ステージ、スプライトの場所を説明するイラスト

画面の基本を先に知っておくと、その後の記事もかなり読みやすくなります。

Scratchの始め方

Scratchは、公式サイトから使えます。

公式サイトを開いたら、「作る」から作品作りを始められます。

最初は、次のような流れで試してみるとわかりやすいです。

  1. Scratch公式サイトを開く
  2. 「作る」を押す
  3. ブロックを選ぶ
  4. コードエリアにドラッグする
  5. 緑の旗を押して動かしてみる

ブロックを1つ置いて、ネコが動くだけでも「プログラムで動いた」という感覚がつかめます。

Scratchの画面でブロックをドラッグしてネコを動かす基本操作のイラスト

まずはどんなブロックを使えばいい?

Scratchを初めて使うなら、まずはよく使う基本のブロックから試すのがおすすめです。

たとえば、こんなブロックです。

  • 10歩動かす
  • 15度回す
  • くり返す
  • もし〜なら
  • 〜と言う
  • すべてを止める

こうした基本のブロックを少しずつ覚えるだけでも、できることがかなり広がります。

Scratchでよく使うブロックの例として、動かす、止める、回す、くり返す、触れたときの反応を紹介するイラスト

Scratchではゲームも作れる

Scratchに慣れてくると、簡単なゲームも作れるようになります。

たとえば、このブログでは、ヒトデが星を撃っておばけを倒すシューティングゲームの作り方も紹介しています。

キャラクターを動かす、弾を出す、敵に当たったら消える、スコアを増やすといった流れも、Scratchならブロックで作れます。

ヒトデが星を撃っておばけを倒すScratchのシューティングゲーム例を紹介するイラスト

ゲームのしくみを図で見ると、どんな流れで動いているのかもイメージしやすいです。

ヒトデが動く、星を撃つ、おばけに当たる、スコアが増えるというシューティングゲームの流れを説明するイラスト

シューティングゲームの作り方はこちらの記事で紹介しています。

線に沿って走るラインカーも作れる

Scratchでは、キャラクターを動かすゲームだけでなく、線に沿って走る車のような作品も作れます。

たとえば、ラインカーは、センサーのような考え方を使って、黒い線に沿って進む車を作る作品です。

Scratchで線に沿って走るラインカーを作るイメージのイラスト

ラインカーでは、

  • 線を見つける
  • 線から外れたら向きを変える
  • 左右のセンサーで線に触れているかを調べる
  • 何度もくり返して線に沿って進む

といった考え方を使います。

少しむずかしそうに見えるかもしれませんが、しくみを分けて考えるとわかりやすいです。

ラインカーが左右のセンサーで線を見つけて、線に沿って走るしくみを説明するイラスト

ScratchとViscuitの違い

子ども向けのビジュアルプログラミングには、ScratchのほかにViscuit(ビスケット)もあります。

どちらも楽しいツールですが、雰囲気は少し違います。

  • Scratch:ブロックを組み合わせて、キャラクターやゲームを作る
  • Viscuit:自分で描いた絵を動かす感覚で作品を作る

ゲームを作ったり、条件分岐やくり返しをしっかり使いたいなら、Scratchはとても向いています。

Viscuitについては、こちらの記事で紹介しています。

Scratchを学ぶおすすめの順番

Scratchをこれから始めるなら、次の順番で読んでいくとわかりやすいです。

1. まずはScratchがどんなものか知る

この記事で、Scratchの全体像をつかみます。

2. 基本操作を覚える

Scratchの画面の使い方や、ブロックの動かし方を知ると、その後がかなり楽になります。

3. よく使うブロックを試す

動かす、止める、くり返す、当たり判定など、基本のブロックを試します。

4. ゲーム作りに進む

少し慣れてきたら、作品作りに進みます。

Scratchはこんな人におすすめ

Scratchは、次のような人におすすめです。

  • プログラミングを初めて試す人
  • 子どもにプログラミングを体験させたい人
  • ゲームやアニメーションを作ってみたい人
  • 難しいコードを書く前に、考え方をやさしく学びたい人
  • Viscuitの次にもう少し発展したことをやってみたい人

ブロックを動かしながら試せるので、結果が見えやすく、達成感もあります。

まとめ

Scratch(スクラッチ)は、ブロックを組み合わせてプログラミングができる、初心者向けのビジュアルプログラミング言語です。

長いコードを書かなくても、キャラクターを動かしたり、音を鳴らしたり、ゲームを作ったりできます。

まずは、ブロックを1つ置いて、ネコを動かしてみるだけでも大丈夫です。

そこから少しずつ、

  • くり返し
  • 向き
  • 当たり判定
  • ゲーム作り
  • ラインカーのような発展作品

へと進んでいくと、Scratchのおもしろさがわかってきます。

これからScratchを始めるなら、まずは気軽に画面を開いて、ブロックを動かしてみてください。

こちらではラズベリーパイという小さなコンピュータを、Scratchで動かす方法も紹介しています。

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